12.07
〔35〕自転車を借りてオアフ島、しかも大ハプニング!
これは1992年頃の話です。
ワイキキでの研修が2週間か3週間くらいしたくらいの時だったと思います。
オアフ島を自転車で一周したい、そう思って地図を見てて、まぁ地図の左の方の道はなんか繋がってなさそうなので、パールシティの方から99号線を登ってノースショアまで行って、右回りでハワイカイへ帰ってくればいいかなって簡単に思ってました。
距離もだいたい160キロくらいだったと思います。
それで、パティスリーのシェフ「ジム」に「ロードバイク持ってるの?」と聞くと、持ってるけどタイヤがフラットだから交換してから貸してあげるよ、と言われて。
私はてっきり、フラットって言うのが「スリック的な溝のないタイヤ」のことなのかなぁ〜って思っていたら。
フラットって言うのは「パンク」でした。そう言うんだって初めて知りました。
私はジムにそのロードバイクを借りて、お休みも2日もらって。
その自転車で次のお休みの早朝に、まずはパールシティーに向けてハワイカイを出発!
もちろん順調にパールシティらしき所までは到着。
ただ問題が一つ。私が極端な方向音痴だって事。
そこから北へ向かう99号線が全然わからない。
その辺りをぐるぐる回って。
おお!「この道ちゃうかぁー」って思って走りだしたんです。
「よし、たぶんんこっちやな」そう思って走っていたのですが。
あろう事か、その道は高速道路!しかも逆走。
日本と違って料金所がないんですよ(汗)
そしてそのまましばらく走っていたら。
横にピックアップトラックが止まって…。
私は全然英語が話せませんが、言ってる事は簡単で。
どこまで行くんだ?ここは高速道路だから危ないから途中まで乗せてってあげるよ。
そう言ってもらって。
私は「ノースショア」まで行きたんです。
そう言うと、日が暮れそうだし、雨も降りそうだけどジャケットはあるの?
そう聞かれて、ジャケット無いです。と言うと、地図はあるの?と聞かれて。
地図はこれです。と見せたのがすごく小さな地図。
替えのチューブは?とも聞かれ、それも持ってなくて。
その人の顔が、「ダメだこりゃ」的は感じで。
とりあえず私の家に来い。そう言われて、その人のピックアップトラックに自転車を乗せて私は助手席に乗ってその人まで。
家はパールシティの住宅街的なところにありました。
部屋に入ると、たくさんの自転車が壁に飾ってあってロードレースとかをやってる人なのかなって思いました。
自分の自転車のタイヤをもって来て、わざわざパンクさせて、チューブの替え方を教えてくれて替えのチューブ、大きめの地図を頂きました。
その日はもう夜になっていて、たぶん日本領事館の人?を呼んでくれて取り合えず自転車はここに置いてハワイカイのコンドミニアムへ帰って。
翌日の朝早くにバスでまたパールシティのその人に家まで来たんです。
そこで、ボトルに水をもらって再スタート!
ほんと感謝です、あのまま走っていたらどうなってた事か。
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