12.21
〔49〕真っ暗な中を歩いているような。
1994年の頃の話(当時30歳頃)
4th Dimensionを手に入れて、早速自分のMacにインストール、確かバージョンはv3.2だっか3.5だっかたでした。
インストールして、さて…。
自分ではファイルメーカーをわりと使えるようになっていたので、使えるんではと思っていたのですが。
実際にはさっぱり分からない。ほんとわからない。
まず新規のデータベースを作ると、ストラクチャって構造を作るのが出来てそこにフィールドを追加する。それは分かる!!でもその後がわからない。
何冊かの参考になる本を買ってやってみたんだけど、ぜんぜんわからない。
朝早くに起きてすぐにMacに向かって出勤するまで悩んで、帰ってきたらまたすぐにMacに向かって悩む。休みの日もほとんどがそんな感じ。全然わからなくて気持ち悪くなるくらい。
今考えると、あれは「デザインモード」「ユーザモード」「カスタムモード」ってのがあってそれが私の貧弱な頭脳にはなかなか理解できなかったようです。
そもそもが4Dの参考書的な本があまりなかったんですが、見つけるたびに買ってました。
ある時買った本、本の名前は忘れましたが。それにモードの事も書いてあって。その本を見てやっと少しだけ理解出来てきて、そこでやっと1歩。
なんかイメージは「真っ暗な海の底まるで重油の海のような方向も合っているのかもわからず全く手探りすら出来ないような感じであるき続けていて、突然光が見えて向かったら水面に出た感じ」でした。
それはそれはやっと1歩ですが、ものすごい爽快感。急にいろんなものが降ってくるような感覚。
「カスタムモード」っての使うとメニューとかも作れて市販のアプリケーションのように作れる。すごいなぁーって思いました。
ファイルメーカーでは感じなかった感覚。なんか深ーい所に足を入れたような喜ばしいようなたくさんの困難が待ち受けてるような気持ち。でもその困難には正面から立ち向かいたい思う気持ちでいっぱいでした。
ここから4Dと共にある人生が始まって結果的には2001年に独立してオープンしたフラノデリスのPOSレジ、レシピ管理、顧客管理、通販、仕入れ、タイムカードと全て4Dで作った一つのデータベースで管理する事ができました。
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