01.06
〔65〕-通販のきっかけ-三宿で郵便局の母の日!
2000年ごろの話です。
その頃私は三宿のラテール洋菓子店の本体のミックブレインセンターにいました。
郵便局の母の日の企画があったんです、その企画にラテール洋菓子店は参加したんです。どれくらいの注文が来るのかよく分かっていなかったのですが、注文が開始されて。
注文はお客さんが郵便局で申し込みに書いたハガキサイズを横にしたような手書きの小さな用紙のコピーが送られて来る仕組みでした。
それが最初は少なかったのですが、だんだん増えて最終的には1000件近く注文が来ました。
すごい来たなぁーって思ったと同時に、これ配送伝票にしないとって思ってしかも1000件。
まさか手書きで書くのもかなり大変だしそのあとを考えるとと思って、簡単な顧客のデータベースを作り、郵便番号の一覧のデータを読み込んでとりあえずそれをデータ化する事に。
そこから入力。
手元に1000枚の注文用紙。まぁ感じ的にも雰囲気的にもこれは私の仕事だなぁーって思い入力作業開始!
これがまた少し字が小さいのとコピーなので若干のつぶれがあったり手書きなので癖字があったりと超読みづらいのが続出。じっと住所見て解読しながらの入力作業。
その日は午前中は三宿のラテール洋菓子店にいて午後から注文の用紙を持って六本木のミックに行って作業開始。確かその日は金曜日だったと思います、金曜日の午後から開始してそのまま夜中になって、デザイナーの人達もみんな帰っても私はまだ入力作業中!
気持ちに火がついたのかこのまま終わらしたいと思い続行!
夜が明けて明るくなってまだ入力の作業中、とにかく文字の読みにくいのに時間がかかる。
朝になったその日は土曜日なので誰も来ないはずと思いきや、何かの仕事が残っていたのか出勤してくる人もいました。
私はそのまま続行。
結局確か33時間かかってしまいました。
データ化した送り先を三宿のラテールにもって行って、今度は印字作業。
印字作業は、エプソンのドットインパクトのプリンターを購入して配送伝票のフォームを作り印字。
送り先がデータでもらえたらなってつくづく思いました。
郵便局の企画とはいえ、こう言うふうに全国へお菓子を配送する人がこんなにいるんだって思いました。この時に通販で全国へ配送する事で何かをすれば面白いんじゃなかって思ったんです。
しかもそれは北海道から配送すればきっと面白そうって感じたんです!
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