01.05
〔64〕ミックで働き出して。
1999年の終わりごろだと思います。
三宿のラテール洋菓子店から六本木にある本体のミックブレンセンターへと移動になりました。
初日。名刺をいただきました。
私の名刺の肩書きは「開発ディレクター」。
商品の開発や、システムの開発、通販的な事の仕組みの開発などを今から一年でやっていってほしいとの事でした。
私のデスクはミックのたくさんいるデザイナーの人たちの端っこに用意してくれました。みんなデザイナーの人たちなので使っているのはもちろん「Mac」、それっだけでもなんだか嬉しい。
私がここで最初にやったのは、その頃ミックにはまだホームページがなかったので、ドメインを取って簡単なホームページとみんなのメールアドレスの設定など。
みんなプロのデザイナーなのでホームページのデザインも簡単でした。私じゃ綺麗なデザインはできないけどさすがだと感じました。
時々はここから三宿のラテール洋菓子店へ行って試作したりとしていて、以前、ACI Japanで働きながら週に数回ロイズレストランへ行っていたのを思い出します。
2つの全然違うような事を同時にやるのが好きなんだと思います。でも全然違うように見えてどんな事でも共通点があると感じてもいましたし、その違う2つを同時にやることで俯瞰的に両方見れるように感じていました。
また,4Dのプログラムを書くのも洋菓子のレシピを考えたり製造するのも似ているような気もしていました。むしろ、プログラムを書く時のほうが問題があればプログラムを一行づつ走らせてデバックしながら確かめれるので楽な気がしていました。
洋菓子の製造の場合、例えば生地の状態立ったりオーブンの中だったりとそれが今どんな状態うにあるのかのデバックは自分の想像力を生かしてイメージする必要があって、それには経験がかなり必要で経験に基づいたたくさんの引き出しが必要だって思います。
ここからまた新しい世界観が広がる気がしてワクワクしていました!
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