2023
12.30

〔58〕テクニカルサポートからパティシエに戻る事に

フォーディージャパン, ラテール洋菓子店

ACI Japanで働きだして1年くらいした頃の事です。

以前に働いていた「新宿中村屋」の頃の「中村さん」って上司から連絡があったんです。

その中村さんとは新宿中村屋がやっていた「グロリエッテ」とその後の「スーラスール」もお世話になっていました。

中村さんは、1年くらい前に三宿に出来た「ラテール洋菓子店」の責任者をしていてオープンする時も「来てくんないか」って連絡があったんですが、その時はACI Japanで働けることが決まっていたので今は無理ですと断ったんです。

で、今回の電話では何人かスタッフが一緒に辞めてしまうらしくて、とにかく助けてほしいとの事でした。

私としてもそろそろパティシエに戻るつもりでいたので、ちょうどのタイミングなのかもとも思っていました。それでもそのまま普通に洋菓子店でパティシエとしてしばらく働くとも考えれなくて、「独立を考えているので1年間だけなら行きます」と言う返事をしました。

たぶん自分の思いとして「独立して」と言う気持ちと言うよりも「自分の中の点と点を結びたい」と言う考えが強かったんだと思います。もしかしたら「自由に何かをやらせてくれる会社」があればそれでも良かったのかなとも思います。

私がACI Japanに入っての一年間、たくさんの変動がって、当初いた外人の支店長はUSに移動になり、その後新しく入ってきた日本人の支店長も2回くらい変わり、しばらく支店長不在の時期があったりしてましたがそれでも会社は普通に動いていて凄いなって思ってました。

その後の支店長になったのは、元々4Dを日本に持ってきた「高橋さん」って方が支店長になってました。よくランチとかもご一緒させてもらってて、高橋さんは私はいつか美瑛町へ移住したいって事をよく言われていて。北海道いいですよねって私も賛同していました。でもその数年後に私は自分で富良野に移住する事になるとは思ってもいませんでした。

私は支店長の高橋さんに「またパティシエに戻ることを伝えました」。高橋さんはみんなの前で「藤田さんの夢を応援しましょう」的なことを言ってくれたのがすごく嬉しかったです。

短いけどすごく濃いデータベースの会社での約1年が経ちました、私にとってこの1年はすごく重要な1年だったと思います。

私は小さい時に見たCMにあったんです、そのCMではなにかの研究をしてる人だっかかなその人が天体観測の分野でもすごい人がいて、その人を取り上げたCMで「何かをやりながら何かのプロフェッショナル」って言ってたような記憶があります。それは違う事2つでしたが。

一つの点を大きくして円にする事も重要です、でも時には違う所に違う点を置いてその違う「点と点」がその後に繋がる瞬間があって何かが一気に開く瞬間があると思うんです。

濃い時間を与えてくれた4DJapanと仲間に感謝です。

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