2023
12.27

〔55〕4Dのテクニカルサポートで。

フォーディージャパン

1998年の頃

ACI Japanでテクニカルサポートをしていました、山のようなFAXの束があってその中で一番多かったのはバージョンをv3.xからv6への変更時に起こる事でした。それの解決策を色々書いたFAXを送ったりしてだいぶ片付いてきて間も無くの頃だったように思います。

v6.5が出てそのバージョンだとすんなり問題が起こらなかったりしてて思いました、そもそもの解決が行われたんだなって思いました。v3.xからv6に変換する時に問題が起こるのが何らかの書き方が良くなかったんだろうって思ってました、それに日本語は2バイトなのでさらに複雑で使ってはいけないキャラクターとかがあるのかなって感じでした、でもv6.5でかなりの解決。常に進化ですね。

テクニカルサポートで電話での対応もしていて、あるデベロッパーの方から電話があって私が対応していたんです。面白いのは「テクニカルサポートの藤田と申します」と電話に出て、何かのバグ的な事の報告の話をしていた途中です、その方が私に「ところで藤田さんってコックさんやったんやて…」と聞かれてきて。

あ、誰か雑談の中でそんな話になったんだろうなって思いました。サポートの話よりも雑談の話が多くなる事もかなりあります、私は「そうなんですよ、レシピのデータベースを作っていてだんだん深い所にハマってしまいまして、気がついたらここにいました」と伝えました。その後はよく指名でサポートの電話もありました、まぁ私がサポートできるレベルの話ではなく見つけたバグを報告してくれる感じだったです。

でも、ある時に別のお客さん、確か大きな会社のシステムエンジニアの人からで、その頃あった4D Drawだったかな、線画とか描けるプラグインの事の質問があってそれのコマンドでパラメータがどうとかって事だったんですが、それはそのままではできなかったんですが、何かできないかって自分で考えてちょっと「変則的なやり方だけど一応の解決策」を考えることが出来てそれを伝えてたらすごく喜んでくれた記憶があっていまだに私も憶えています。あれは自分でも嬉しかったです。

今までコツコツと作ってきたレシピのデータベースもよくわからないまま見よう見まねで意味がわからなく書いたメソッも多くて、1から作り直そうと思って新規のデータベースを作り出しました。

部屋も引っ越して会社の隣の隣にあるマンションのたまたま同じ4階に引っ越していたので通勤時間も数分で会社でも家でもずっと何かをしていました。この何かと言うのが会社でのテクニカルサポートの事だったり自分のデータベースだったりとしていました。

4th Dimensionは、私にとってはほんと何でも出来そうな気がしてました。

私はパティシエをしながら、レシピの管理や数値の管理などやこしい事はコンピュータに任せて自分はそんな事はあまり考えないで本当にやりたい事を自由にやりたいなって考えていました。レシピも試作時に紙にメモをするようにデータベースに入れればそのままコストも出て適正な販売価格も推定できたり出来ればって思いました。

時間をかけないようにする為に必要な所に時間をかける、と考えてデータベースだなって思っての行動でした。

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