11.29
〔27〕荷物の送り先も決めず先に東京へ到着!
サホロのクラブメッドで冬シーズン、夏シーズンと在籍して寮で荷物を段ボールに入れてそのまま東京へ戻ってきました。
それは、次の冬シーズンの途中だっかもですね。
なのでそれは1992年ですね。
あの寒かったのを憶えています。
なんせ、東京へ戻って来て翌日には「宅配弁当のKAKIEMON」の面接を受けることになっていた事以外は何も決まってなくて、もちろん住む所も。
私はこう言う時思うんです。
「絶対にちょうど良いところにちょうど良いのがある」って。
それで、東京へ戻ってきてすぐに行ったのが不動産屋さん。
「なるべく安めでどっかすぐにでも住めるところないですか?」
そう聞いて探してもらいました。
すると、ありました!ばっちりのが。
場所は深沢、自由が丘からも近い所。
「今日からでも住めます。」
との事。
敷金も礼金も無し。
めっちゃ良いですよね!
でも条件が一つ。
「6ヶ月後に壊すのでそれまでには退去してください」
え!ですが、今の私にとっては最高の条件。
窓に少し大きめのヒビが入っていましたが、まぁ何かで塞げば概ね問題なし!!
6ヶ月後なんてだいぶ先の話、今日寝るところも無いし。
すぐさま、サホロの友人に住所伝えて、宅急便の伝票に書いてもらって荷物を出してもらい、水道とガス、電気をすぐに連絡。
その日から東京での生活がまた始まり。
ただその日、着てきた服とそこにあった段ボール1枚しかなくて、もちろんカーテンも暖房も何もなし。
段ボールに数枚の着替えとかタオルを敷いてその上で寝る事に。
寒くて寒くて、お風呂を溜めて夜中に何回もお風呂に入りあったまって翌日を迎えました。
救われたのは、お風呂が追い焚きを出来たと言う事です。
どこかのカプセルホテルでも行けば良かったんですが、なんかここからの再スタートなのでここにいたかったんだと思います。
私はいつも信じていました、自分の人生はきっと良いだろうって。
だから、自分が進みたい事にそのまま進みたいと考えていました。
これから出て来るだろうたくさんの事に対してワクワクしたいとも考えていました。
うまく行かない時は理由がある、「考えろ」ってことかもしれないし、そうじゃないって事かもしれないと考えてもいました。
「1993年の初め頃の事」
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