2022
01.29

〔22〕一番最初の北海道生活

クラブメッドサホロ

北海道での新たな生活が始まる前に、スキー場が併設されたクラブメッドサホロでの仕事を知り、都内の神田で派手な「Salomon」の最新のスキー板とウエアを揃えました。板の長さは195cmで、当時ほぼ初心者でボーゲンしか滑れない状態でしたが、自分にとって最高の装備で始めるという信念を持っていました。

身の回りのものをダンボールに詰め、宅急便で北海道に送り、一人で飛行機に乗って新得町へ向かいました。北海道に到着したのは1月ごろで、空港から電車での移動は新しい生活への期待と少しの寂しさを感じさせました。

新得町に到着してタクシーでクラブメッドに案内され、事務所での説明を経て寮へ。クラブメッドの従業員は「GO」と「GE」に分かれ、私は地元で採用された「GE」でした。寮は「新寮」と「サホロ荘」の2つがあり、私は古い「サホロ荘」の3人部屋に入寮しました。

興味深いことに、私の部屋の隣かその隣に住んでいたのは、現在は富良野でオーガニックメロンを作っている「ウエダオーチャード」の上田さんでした。部屋はシンプルで、ガスや水道はなく、食堂があった代わりに寮からクラブメッドまでの通勤はシャトルバスを利用しました。こうして、北海道での初めての生活が始まりました。

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